SIerとしての高度な技術力を求めてNRIへ
目の前の顧客に対して価値提供できるやりがいを実感
SIer出身の同僚たちの活躍に刺激を受け、自分自身もSIerで成長したいと考えた。
以前は通信キャリアの情報システム部門で、インフラの基盤構築や維持管理を担当していました。私は新卒入社でしたが、同部門のメンバーにはSIer出身の中途入社者が多く、発注者として社外のパートナーと会話をする際にも、システム設計の深い部分まで考慮した具体的かつ適切な指示を行える同僚たちとの間に、知識やスキル面での差を感じていました。また、さまざまなプロジェクトを経験する中で、システム開発の受注者として実際に手を動かして設計・構築を担うSIerの業務内容に興味を惹かれることも少なくありませんでした。
目の前の顧客に対して価値提供を行うことで直接感謝されることもあるSIerの立ち位置に魅力を感じたこと、さらにはSIer出身の同僚たちのようにシステムに関する深い知見を身に付けたいと考えたことが、SIerへの転職を検討するきっかけとなりました。
私は学生時代にNRIのインターンシップに参加した経験があり、就職後も当時のインターンシップ仲間とのつながりが続いていました。私と一緒にNRIのインターンシップを受け、そのままNRIに入社した友人たちは、私と同じ年次にも関わらず大規模プロジェクトのマネジメントを任される存在に成長していました。最終的には「私もここで彼らと同じように成長したい」と思ったことが入社の決め手となったのです。
非鉄金属、化粧品、鉄道、機械、製薬など、2年間でさまざまな業界のプロジェクトを経験。
NRI入社後は、非鉄金属メーカーのETL基盤/API基盤の構築、化粧品メーカーのAI分析ツールのクラウド移行、鉄道会社の統合CRM/DWH構築、機械メーカーの点検AIツールの基盤運用、製薬会社のOAインフラ維持管理の高度化検討など、わずか2年の間にさまざまな業界トップ企業のお客さまの案件でプロジェクトリーダーを任せてもらったことで、技術的な知識やマネジメント力など、多くの面で成長できたと感じています。
その中でもNRI入社直後に担当した非鉄金属メーカーのプロジェクトは特に強く印象に残っています。お客さまのDX戦略の一端を担うために新たなクラウド基盤を構築するプロジェクトでしたが、当時の私にとっては何もかもが未経験の業務であり、試行錯誤の連続でした。それでも上長や先輩のバックアップを受けながら、どんなに些細な資料作りでも手を抜くことなく、慎重かつ丁寧に仕事を進めたことが信頼の獲得につながり、お客さまから「岡崎さんありがとう」「また岡崎さんと一緒に仕事がしたい」とお褒めの言葉をいただくこともできました。私の転職の理由の一つであったお客さまとの近い距離感、そこで得られる仕事のやりがいを早々に実感することができ、NRIに転職して本当に良かったと感じました。
入社2年目で2カ月間の育児休業を取得。ワークライフバランスも大切にできる環境。
NRIの強みの一つは、社員一人ひとりのプロ意識の高さにあると考えています。NRIではプロジェクト全体のマネジメントに注力することが多いため、開発業務そのものについてはパートナー企業に依頼するケースも多いのですが、そのような場合でも決して技術的な領域をないがしろにすることはありません。ときには自分たちで手を動かし、システム開発に必要なあらゆる技術を理解した上で依頼や指示を行います。また、どんなに困難な状況でもプロジェクト完遂する強い意志があり、常に「お客さまのために何をすればいいか」「お客さまと一緒に栄えるためにはどうすればいいか」について真剣に考えている社員が多いため、私自身の意識や視座も自然と高まってきていると感じます。
このようなプロフェッショナルが集まる環境でありながら、ワークライフバランスを大切にできる休暇制度や福利厚生が充実していることもNRIの魅力です。昨年、私は妻の出産を機に2カ月間の育児休業を取得しました。直属の上司から「岡崎さんが必要な分だけしっかり休んでください」と背中を押してくれたこともあり、休暇期間はじっくりと育児に専念することができました。今後もオンオフのメリハリをつけながら多種多様なプロジェクトを経験することで、プロジェクトマネージャーとしてのキャリアをより強固なものにしていきたいと考えています。
※内容はインタビュー当時のものです。